SSNの取得
先月SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)の申請をしました。
アメリカ版マイナンバーといったところでしょうか。
以下、SSN申請から受け取りまでの備忘録です。
※2017年7月時点のジョージア州アトランタ近郊での最新情報&体験談です。
まずは婚姻証明書(英訳)の発行依頼のためにアトランタの日本総領事館へ。
入るときに簡単なセキュリティチェックがありました。
必要書類は以下の通り。
①自分のパスポート
②主人のパスポート
③3ヵ月以内に発行の戸籍謄本
④I-94(念のため夫婦両方)
⑤現住所がわかるもの(公共料金の支払明細書)
※申請者が州の運転免許を持っていれば免許証でOKです。
先に赴任していた主人が既にジョージア州の運転免許証を持ってたので主人名義で申請しました。
⑥手数料$11(現金のみ)
⑦切手(フォーエバースタンプ)を貼った返信用封筒
申請書は当日領事館で記入しました。
月曜日の午前中に申請に行きましたが、この日は混雑もなく申請自体はスムーズでした。
郊外の駅に車を停めてBuckheadまではMARTAで来たのですが、領事館の駐車場はガラガラでした。
領事館内には役立ちそうな日本語の冊子や生活情報フリーペーパーが置いているので貰うといいと思います。
申請から3営業日ぐらいで無事に届きました。
婚姻証明書が届いたので、ついにSSNオフィスへ。
※入国したという情報が瞬時に共有されないため、入国後2週間経ってから申請した方がいいです。
営業時間15分前には着くように行きました。
しかし、駐車場にいっぱい車があるのに出入口付近で待っている人が全くいない…
おかしいなと思い中を覗くと、すでに大量の人が待っているではないですか。
すぐに私たちも中へ。
営業時間は職員の業務が始まる時間であって、開館時間とは違うようです…。
ここでも入口で簡単なセキュリティチェックがありました。
危険物なんか持っているわけないのですが、
鞄を開けられた瞬間に外ポケットにどどーんと生理用品を入れてたことに気づき、
まずいまずい!恥ずかしすぎる!!と内心焦っていましたが、気づかれませんでした。笑
入口すぐにある端末から「新規申し込み」を選択し、番号札を取って自分の番号が呼ばれるまで待機です。
端末の言語はスペイン語、中国語等は対応していましたが日本語はありません。
待合スペースの冷房が効きすぎでした。寒がりさんは長袖かストール必須。
既にかなりの人数が待っていたので3時間はかかるなと思っていたのですが
意外にも流れは速く、最終的に待ち時間は40分ほどでした。
音声案内とともに呼び出されている番号がモニターに映るのですが
少しも順番通りではないのです。番号が進んだかと思いきや、またかなり前に戻ったり。
案内の番号が全く聞き取れませんでしたが"No.~~ Last call,last call"と言ってるのだけは聞き取れました。
呼ばれたときその場にいないと飛ばされてしまうみたいです。
自分の番号が呼ばれたら、指定された窓口へ。
私が行った窓口はアジア系の職員の方で安心しました。
以下の書類を持参です。
・ビザ付きの自分のパスポート(一応主人のパスポートも)
・I-94
・戸籍謄本原本と英訳
・婚姻証明書
・専用申請書
専用申請書はあらかじめパソコンで作成し、不明な箇所は一旦空欄にしたままで、窓口で直接質問しました。
私の質問と職員の回答:母親の旧姓→要記入 E-2での労働の資格→ありにチェック
合法的な滞在で正しく申請しようとしている限り親切に教えてくれると思います^^;
「書類ちゃんと揃ってるね。パーフェクト!」と言いながらさくさくと手続きを進めてくれる職員さん。
「申請は初めてですか?」ということ以外に特に何かを質問されたわけでもないのですが、
戸籍謄本の発行日を確認されました。
領事館発行の婚姻証明書には「いつ発行の戸籍謄本に基づいて発行した」という記載がありません。
戸籍謄本の原本を見せたら理解してもらえました。
約7~10日でSSNは届きますとのこと。
コンファメーション(確認書)を受け取ったら申請完了です。
今はE-2の配偶者ビザ(E-2 spouse visa)でもSSNが発行されますが、職員がそれを知らず「E-2でも配偶者だからダメ」と受け付けなかったという話を主人が聞いたそうです。
疑り深い主人はSSNの規定を熟読し、該当箇所を印刷して線を引いて持参していたのです。笑
これを使うことはありませんでしたが、用意しておいても悪くはないかもしれません。
待つこと約10日。私のSSNは無事に到着しました。
書留とかではなく本当に普通郵便で届いたから驚きです。
SSN自体がペラペラなのも驚きです。本当に噂通りの紙切れです。
市町村の図書館の利用カードのほうが頑丈です。
この紙切れこそ「人に知られるな、持ち歩くな、失くすな」の超重要番号です。
厳重に保管しなくてはいけません。
慣れないサインをするのは緊張しました。
そして桁が多いのに…覚えてなくてはいけません。
SSNの申請はややこしいイメージがありましたが書類さえ揃えれていれば特に難しくありませんでした。
SSNが届いたとなればいよいよ次はジョージア州の免許取得です。
私にとっては英語以上の難関です。
アメリカ生活セットアップ完了までの茨の道は続きます…。