アメリカのOB/GYN(産婦人科)⑪ HIV検査
34w1d、検診に行ってきました。
ここのOB/GYNに来るのも11回目。すっかり慣れてきました。
<本日の検診内容>
①体重測定
②尿検査
③ナースの問診、血圧測定
④医師の問診、子宮底長の計測、心音確認
⑤採血(HIV検査)
HIV検査のため、久々の採血。
指先にバチッとホッチキスタイプの器具で1度採血&通常の採血でした。
採血のナースがとっても腕が良く、いつ針が刺さったのかわからないほどでした。
(翌日ポータルサイト経由で結果の連絡がありましたが、陰性でした。一安心。)
体重は順調に増加中です。
妊娠前から約8.3キロ増加しました。
子宮底長も32㎝と2週間前からさらに大きくなっていました。
現状は頭が下になっているので逆子ではないそうですが、分娩方法はこの時点では未定です。
33週から34週にかけては体調もよかったので特に異常はなかったことを伝えました。
出血もなかったので本日は内診もなし。
本日の問診は出産に伴うリスクの説明が中心でした。
帝王切開以外にも出産には予想外の事態が起きることもあるが、医師としては全力を尽くすとのこと。
母子2人分の命が掛かっているわけですし、やはり出産は命がけなんだと改めて思いました。
説明を受けながら身が引き締まった思いでした。
また、いつ頃バースプランを提出すればいいか確認したのですが、いつでもOKとのこと。
聞いたもののまだ作ってもいないのですがw
日本の母子手帳に記入したい内容などがあるのでしっかり作成して渡そうと思います。
検診の帰りに隣接するKennestone hospitalに出産時の予約と小児科の登録ができているか確認するために寄りました。
LDRの受付と同じフロアにいる職員が担当でした。
ホスピタルツアーに行っておいてよかったです。
抵抗なくすっとLDRのフロアにも入れました。
IDと保険証を見せて登録が完了しているか確認してもらいましたが「見つからないのでもう一度申請書を書いて」とのこと・・・。
電話では受理されたと言ってたんですがね・・・いえきっと受理されてるけどその場で私の情報が見つからなかっただけしょう・・・。
空欄だらけの記入で「OKよ」と言われましたので。笑
とにかく産後はどこの小児科にかかるかということを念押しで伝えたかったので本日のミッションはクリアです。
年末に申請書を郵送したのですが、結局は確認に来て再度申請書を作成という二度手間になってしまったので、郵送せずに最初から持参すればよかったなと思いました。
・おまけ
検診の翌日の3/17はセントパトリックデーでした。
アメリカに来て初めて知ったのですが、アイルランドの祝祭日です。
都心ではパレードが行われたり大々的にお祝いしているようですが、我が家は疎いのでスルーでした。
そのためOB/GYNのバックオフィスでは緑色の飾りと緑の服を着た職員たちがキャッキャとしているのが見えました。
病院の1階にあるカフェテリアでもセントパトリックデーにちなんだ緑色のケーキが!
何で着色してるんでしょう・・・美味しいのかな。
妊娠33~34w 抜歯と水通し
18℃まで上がったと思いきや、今朝は-1℃。
ジョージア州も寒暖の差が激しい季節になりました。
・33~34週の体調
この2週間の体調は概ね良好でした。便通も良好。
1回だけ鼻血がブーっと出たり、お腹が張ったことはあったのですが継続的なものではなかったです。
しかし体重がドンドン増える増える!
食べただけ増えています。しかも食欲は止まらぬ一方。
つわりのときを思えば信じられないほどです。
母子手帳で体重の記録を見返すと妊娠前からトータルで8.3キロの増量。
赤ちゃんも大きくなってきてますし、どおりでお腹が重いわけです。
ちょっと動いたらちょっと休む、の繰り返しで1日があっという間に終わってしまいます^^;
・赤ちゃんの肌着の水通し
天気がよかった日に赤ちゃんの肌着の水通しをしました。
アメリカ製の強力な乾燥機で貴重な日本製の肌着が縮んでしまったらどうしよう・・・というためらいもあったのですが・・・
花粉の季節&動物がやってくる我が家の庭に干す勇気など到底なく、結局はデリケートモードで乾燥機を使用。
特に縮んでいるということもなく安心しましたが、乾燥機を使ってもデリケートモードだと少々弱いので細部まで乾きませんでした。
一部のものは扇風機を回して部屋干し。
ほんの一部、しかも室内ですが・・・憧れの「肌着をずらずらと干した写真」です。
赤ちゃんの肌着類は思った以上に小さくてかわいいなと干しながらうるっとしてしまいました。
そして日本製は縫い目が全て外側にあることにも感動。
買う前はそんなこと気にしてもいなかったのですが・・・すごい配慮ですよね。
そして片づけながら気づいたことが。
日本のサイズとアメリカのサイズが違うことは最初からわかっていたのですが、
アメリカ製のサイズはメーカーによってばらつきがすごいのです。
同じ0-3Mのサイズでもローラアシュレイの肌着とアトランタファルコンズの肌着では一回り違いましたw
サイズ標記を参考にタンスに収納していたのですが、実寸をもとに再度収納しなおしが必要そうです(そこまで手が回っていない~)。
せっかく買った&もらったものたちなので、一通りは袖を通させたいと思っています。
・歯列矯正の進捗(抜歯)
34w6d、歯列矯正治療の一環で抜歯を行いました。
上下の犬歯4本を抜歯。
我ながら妊娠9ヶ月で抜歯だなんて無謀ともいえる挑戦だと思いましたが、医師の許可も取りましたし、医歯学の進歩を信じることにしました。
妊婦でも大丈夫な麻酔を施してくれましたし、痛みを感じることは全くなく約1時間半でアッサリ終了。
止血するまで抜歯後2時間ほどは頻繁にガーゼを交換しつつ噛んでいましたが、抜歯後3時間ぐらいで飲み物を飲んだり、ヨーグルトを食べられるほどになりました。
血行がよくなると出血が再度あるかもしれないのでこの日は濡れタオルで体を拭いて就寝。
冬に逆戻りしたような寒い日だったのでお風呂に浸かれないのはちょっと辛かったですが、疲れもありぐっすり眠れました。
参考までに、歯科クリニックの先生に「出産時、歯を食いしばって矯正器具が壊れないように市販のマウスピースなどをするべきか?」と質問をしたのですが
マウスピース自体が矯正器具にくっついて離れなくなり、痛めてしまうことがあるので特にしなくても大丈夫とのこと。
今まで出産のためにマウスピースを作った例はないそうです。
ですので、特に何も入れずに出産に臨むことにしました。
また、抜歯に伴う痛みが出たときのために、妊婦でも服用OKなTYLENOL(メジャーな頭痛薬)を帰り道で購入したのですが、今のところ痛みはないので未使用、未開封です。
2~3日様子を見て痛くなければ返品します。
・夫婦の時間
夫と結婚して6年目、学生の頃からを含めると13年目の付き合いです。
今まで2人で自由気ままに過ごしてきましたが、家族が増えると今までの関係とはちょっと変わりそうです。
夕食後ソファーでコーヒーやおやつをつまみながらあーだこーだとゆっくり話す時間も減ってくるんだなと思うと正直寂しいです。
(3人でだらだらしたらいいんですけどね笑)
今の家事+育児となると、夫にだけ尽くす時間はしばらくは無くなるということに気づき、
食事の準備や身の回りの世話はこれまで以上に一生懸命やっています。
週末には2人で南部名物のチキンを食べに行ったり。
夫と2人きりの時間もあと1ヵ月ですので体に無理のない程度で楽しみたいと思います。
アメリカのホスピタルツアーに行ってきました。
32w2dに出産予定である病院のホスピタルツアーに行ってきました。
私が出産予定の病院はアトランタ郊外にあるMarietta(マリエッタ)市のWellstar Kennestone Hospitalです。
WellStar Kennestone Hospital - WellStar Health System
普段はこの病院の別棟にあるOB/GYNに通っています。
アメリカは普段の検診と出産の病院が異なります。
出産時には普段行くOB/GYNと異なる場所に行くことになるのでホスピタルツアーへの参加はしておくと安心です。
出産当日の流れ、病院内の構造を観光ツアーのように案内してくれます。(要予約)
時間は40分ほどでアッサリと終わりましたが、以下内容です。
①受付の場所の説明
②メインフロアーの説明(カフェテリア、売店の場所など)
③LDR(3階)の見学と待合スペースの案内
④LDR(5階)の見学と待合スペースの案内
その他、随時質疑応答の時間が設けられていました。
本日の参加は6組のカップル。
3,4月が予定日という似たような月数の妊婦さんばかり。
なんと6組中5組が女の子の予定でgirls win!と案内係の職員も興奮気味でした。
・出産当日の流れ
出産当日の行動について軽く説明がありました。
①陣痛が5分間隔になったらOB/GYNに連絡
②歩けないならメイン棟を一度訪れ車いすを借りて移動
もしくは直接labor&deliveryの出入り口から3階の受付にエレベーターで移動
③IDと保険証を提示(ペーパーワーク多少あり?)
④LDRが割り当てられ、いよいよ出産へ・・・!
・LDRの様子
L=labor(陣痛)
D=delivery(出産)
R=recovery (回復)
これらをまとめて行う病室がLDRです。
Wellstar Kennestone Hospitalには21のLDRが完備されているそうです。
(フリーペーパーの情報によると月間で約460人の赤ちゃんがこの病院で生まれるんだとか!!)
LDR内の撮影はできなかったのですが、分娩から全てがこの部屋で行われるのだなと思うと急に実感が湧いてきました。
どの部屋も清潔で、ベッドの幅はシングルベッドよりやや狭いぐらい。
付添人は1人まで同室で宿泊可能です。ソファベッドがありました。
プライバシーは十分に保たれているのでリラックスできそうです。
(そんな余裕はないかもしれませんが)
入院期間は基本的に24時間なので入院準備セットについては「特に何もいらないわよ~」で説明が終わってしまいましたが笑
そういうわけにも行かないので、日本のサイトやアメリカのサイトを参考に入院セットの準備をしています。
私が調べた限り、アメリカの妊婦さんもけっこうな荷物用意しています・・・。
なお、冬の時期は感染症予防のため12歳以下のこどもはLDRに入れません。
4月には解禁されるかもしれないとのことですが、各病院によって対応は異なりそうです。
・おもしろ質疑応答
全ては覚えていないのですが、印象的だった質問がちらほら。
「入院中にハリケーンが来たらどうするんですか?」と日本では考えられない仰天の質問が。
季節的に確かに重要な質問ではありますが・・・アメリカならではの質問です。
担当者の回答では「この建物は丈夫だから心配ない」とのこと。
そういうもんなんですね・・・。
また、「食事のデリバリーは外部からは可能か?」という質問には部外者立ち入り禁止のため不可とのこと。
食事については1階のカフェテリア(スターバックスの経営です)に注文可能。
どんなメニューがあるのか事前にチェックしとこうと思います。
日本でいうお祝い膳のような食事が提供されるかはかかっているOB/GYNによって異なるそうです。
(日本の産院のお祝い膳の豪華さが羨ましいです・・・)
どんなものかは出産後のお楽しみですね。
ホスピタルツアーは全体的にあっさりとした内容でしたが、行ってよかったと思います。
正直、アメリカ人によるアメリカ人向けの講習なので説明を全部理解しようと思うとなかなかの難易度です。
私の英語力では半分どころか4分の1も理解できませんでしたがw
そ一度病院内の様子を見学しておくと出産当日に慌てずに済みそうだなと思いました。
ホスピタルツアーに参加したことにより当日のシュミレーションがしやすくなりました。
ドキドキですが、ここのLDRで元気な我が子と対面できる日が楽しみです。
妊娠32w 9ヵ月突入
妊娠32週を迎えました。ついに9ヵ月突入です。
・32週の体調
今週も胃腸の調子はよく、毎日ちゃんとお通じがありました。
31週もお通じの調子がよかったですし、妊娠してから一番お通じの調子は良いかもしれません。
そのおかげかいぼ痔の調子はとても良くなりました。
毎日ワセリンでのケアは続けていますが、前ほど大きくないですし、ちゃんと戻ります。笑
胎動も絶好調。
夜中に動くタイプのようで2:30、4:30にトイレに起こされます。
眠くてトイレ我慢して無視して寝ようとしてもむぎゅーっと力いっぱいお腹を押してきて起こされます。
1回起きてしまうと再び眠れない日もあり、朝や夕方に小一時間睡眠を補っています。
3月に入り朝晩の気温の差が激しくなっています。
朝は-1℃かと思いきや日中は18℃になったり・・・。
ジョージア州の春は気温の差が激しいそうで典型的な気候だそうです。
そのせいか喉をやられてしまい、朝起きると猛烈な痛みが・・・。
塩水で何度もうがいをして首にタオルを巻いて寝続け、なんとか2日で喉の痛みは撃退しました。
風邪を引いてこじらせるのが一番怖かったのですぐに症状が治まって安心しましたが、季節的に気をつけなければと思いました。
・初めてのベビーシャワー体験
ご近所に住む先輩日本人ママの集いの皆さんがベビーシャワーをしてくださりました。
まさかのアメリカ式でお祝いをしてくださるとは思わずとっても感動しました。
おむつケーキやベビー服などかわいいプレゼントまで頂き、バルーンをリビングの暖炉に再設置。
殺風景だった我が家のリビングがとても華やかになりました。
帰宅してバルーンとおむつケーキを見た夫も大喜び。
日本の家族にもこれらの写真を送ると、とても喜んでくれました。
「こんなに生まれてくるのを待ってくれてる人たちがいるなんて幸せな子だね」と。
本当にその通りです。
私の人望というよりはお腹の子のおかげで繋がったご縁です。
まだ生まれてもいない我が子ですが早く会いたい、元気に生まれてきてほしいなと心底思いました。
こんなにも誰かが良くしてくれることなんて結婚式も終わった今、残りの人生ではないだとうと思っていたので(笑)、本当に感激しました。
先輩ママさんたちからの心強いエールも受け取ったことですし、
無事に出産して産後もしっかりと我が子のお世話をしようと心に決めました。
・赤ちゃん用品の準備の進捗
日本からの取り寄せやこちらで産んだ方にお下がりを頂いたおかげで赤ちゃんの下着類はだいたい揃いました。
帽子、おくるみ、ガーゼハンカチ、沐浴に使えそうな手ぬぐい等々でクリブの引き出しは既にパンパンです。
揃っていないのは靴下ぐらいでしょうか。
あとはこれらの水通しをいつするか・・・。
デリケートな日本製の肌着類をアメリカの豪快な乾燥機にかけてしまっていいものか躊躇ってしまい、まだ実行できていません^^;
外に干すにも花粉が気になる季節ですし、室内干しはかえって雑菌が気になります。
うーん。やはりデリケートモードで乾燥機にかけるのがよいのか・・・。
悩み過ぎて既に5日過ぎています。笑
その他、ずっと悩んでいたdiaper pail(オムツゴミ箱)、抱っこ紐、ベビーモニターなど一気に買い進めました。
そのおかげか32wでかなりの準備が進んだように思います。
体温計や爪切りなど細かいケアグッズやベビーワイプなどまだまだ揃えなきゃいけないものがありますが、比較的値が張るものを買い揃えられたのでホッとしています。
アメリカのOB/GYN(産婦人科)⑩ 最後のエコー検査なのに!?
32w4d、9ヵ月検診に行ってきました。
<本日の診察内容>
①超音波検査
②体重測定
③尿検査
④ナースの問診、血圧測定
⑤医師の問診、内診
恐らく本日のエコー検査が出産前最後。
どれぐらい成長しているのか、どんな顔に成長しているのかとっても楽しみにしながら検査室に入りました。
いつものようにジェルをお腹にぬりぬり。冬だからかジェルが温かかったです。
さっそくカメラをあてると姿が見えました。
最後に見たのは12月だったのでとっても久しぶりに見る我が子の姿。
もうカメラをあてただけでは全体が写らないぐらい成長しているようです。
元気に成長している・・・!のはわかったのですが
なんとこちらに背を向けており、顔が確認できなかったのです。
出産前の最後のエコー写真は後頭部の髪の毛のみというネタのような1枚が仕上がってしまいました。笑
結局エコー検査中は体勢を変えることもなく・・・
HAIRとだけ刻印されたエコー写真が1枚渡されただけで最後のエコー検査終了ですw
もう1回撮ってほしいぐらいですが・・・。
とりあえず髪の毛はちゃんと生えているし、心拍数も143と良好ということはわかったのでよし、とします・・・。
どんな顔なのかは生まれてからのお楽しみですかね。
現時点で赤ちゃんの重さは4ポンド(約1814グラム)で平均的とのこと。
顔こそ確認できませんでしたが、状態は良好とのことで安心しました。
再度夫が性別を確認。
ナースに確認してもらうと"still girl"との回答。
こんな場面でstillを使うなんてw
もっともあと一ヶ月でBoyになってしまうと困ります^^;
この日の時点では頭はちゃんと下にあり、逆子ではないとのこと。
出産までの検診であと2回逆子のチェックがあり、そこで帝王切開になるかの判断をするそうです。
無事に元気に産まれてくれれば分娩方法にこだわりはありませんが、このまま順調にいってほしいです。
ナース、医師の問診では先週少量の出血が一度あったことを写真を見せながら伝えました。
前回の検診で小さなポリープができていると診断されたのですが、今回の出血もそれが原因とのこと。
今回も内診があり、またしても絶叫でしたw
しかも今回は男性医師のカルロス先生による内診。
下着を脱いで待っている間「お嫁に行けない」と謎のめそめそw
前回よりある意味恐ろしかったですが、痛みと恐怖は一瞬。
実にあっさりと終わりました。
いや、それでも絶叫でしたが。
特にポリープが大きくなっているということもなく、子宮口も完全に閉じているとのこと。
ポリープ自体は出産すれば良くなるだろうし、産後に簡単に切除することも可能だそうです。
特に悪化しているわけでもないので一安心でしたが、また出血があれば伝えようと思います。
また、エコー検査のデータを確認し、赤ちゃんは小さすぎず大きすぎず、状態良好と医師からも言ってもらえ安心しました。
次の検診は2週間後(34w)。
だんだん検診の間隔が短くなってきました。
この日、夫が車を回してくるのを待っていると、36wで産気づいて病院に訪れた妊婦さんを見ました。
産気づいている妊婦さんを生で見るのは初めてでした。
勉強になったといいますか・・・急に出産が現実的なものに思えて実感が湧いてきました。
USPS(アメリカの郵便局)に振り回された日
アメリカ暮らしも9ヶ月目に突入しました。
9ヶ月目にして強烈な体験があったので記録しておきます。
在米歴が長い方は慣れっこかもしれませんが、明日は我が身ということを実感した出来事がありました。
それは・・・アメリカの郵便事情の悪さです。
毎日USPS(アメリカの郵便局)の配達が私の住むサブディビジョン内を回っています。
前の住人宛もしばしば届きますが、それは住所変更していない本人の責任。
重要そうなもの以外のDMなどはこちらで破棄しています。
しばしば郵便局側で振り分けをミスしているようで、郵便番号と番地が同じだけど全然違う住所の住人向けの手紙も届きます。
そういうときは再度投函します。
このようなことから日本のように郵便事情はきっちりしていないなぁという印象は日ごろからありました。
今回は郵便ではなく、日本からのEMSの到着を待っていました。
まさにこのEMSを巡るトラブルが2件あったので注意喚起も兼ねて記録しておきます。
①日本(友人)からのEMS第一弾
心優しい友人から「EMSで食料品送ったからね!」というなんとも男前な連絡。
とっても嬉しくて心待ちにしていました。
ですが、待てど暮らせどEMSが来ない・・・。
この時点で日本発送から14日は経っていました。
まさか・・・と思い、友人に連絡し追跡番号を確認。
するとですよ・・・なんと8日前に一度配達を試みたことになっていました。
その日は私がほぼ一日外出していた日。
不在票が入っていなかったのです。
それは気づくわけがありません。
USPSが一度は配達に来たなんて知る由もなく私はひたすら待っていたのです・・・。
時すでに遅し。
EMSの保管期間は5営業日。
USPSに連絡した時点で3~4日前に日本に送り返したとのこと。
やられた。
配達員が不在票を入れていれば起きなかったことです・・・。
送り返した日数は規定通り。
配達員以外のUSPSの職員は仕事をきっちりしていたということです。
本当に悲しくなりました。
USPSに文句を言っても(言いましたが)、もうどうしようもありません。
友人が払った送料が無駄にならないように、日本側で送料を返金してもらえないか交渉中です。
②日本(親戚)からのEMS第二弾
以上のようなことがあったので、親戚からのEMSは追跡番号を把握し、追跡し続けていました。
3月2日の時点でニューヨークからアトランタに無事到着。
最寄の郵便局に到着したことも確認できました。
よし、今回はうまくいきそうだ、と思っていました。
お昼ごろ自宅の前にUSPSのトラックが停車。
お~すごい!!ちゃんと来た~!!と思い、さぁ出て行こうと思っているとですよ・・・
配達員のお兄さんがトラックの運転席で何やらごそごそ・・・
ポストに何かを放り込み、うちの駐車場で車をバック・・・そして出発。
え????
まさかと思い、急いでポストを見るとUSPSのピンクの不在票が・・・。
またしてもやられた。
配達員は呼び鈴を鳴らしたりノックをするどころか・・・車を降りることもなく・・・
不在票だけをポストに投函して立ち去ったのです。
ちょっと待って待って!とパニックになりそうな事態の中、夫から連絡。
今USPSから不在通知のテキストがきたよ、と。
私いましたよ。むしろ一部始終見ていましたよ。
本当に目の前で起きたことが信じられず、呆気にとられてしまいました。
こんな調子だともう再配達も信じられないですし、同じことをされてはたまりませんので、明日郵便局に引き取りに行くことにしました。
この荷物には赤ちゃん用品を入れてもらっているので、早く開けたい!と期待いっぱいだったのでガックリでした・・・。
このようなことが2回連続で起こってしまったので、USPSは全く信用ならないと確信しました。
もちろんすべての地域のUSPSがそうとは限りませんし、真面目に業務を行っている職員はたくさんいると思います。
過去に2回韓国からEMSが2回とも正常に届いたので私も少し油断していました。
アメリカに何か荷物を送った場合や送ってもらった場合は
・荷物を発送したという連絡(発送日)
・荷物の追跡番号
をしっかりと連絡、確認しておくことが必須です!!
そして日米両方から荷物到着完了まで追跡し続けること。
そうしないと送った側も受取側もお互い困ったことになると痛感しました。
(サプライズは不可能に近いですね・・・)
そしてさらに・・・
EMSが到着するとわかっている日はブラインドを少し開けておいて外の様子を随時チェックして
自宅前にUSPSのトラックが来たら自ら受け取りに出ていくこと。
特に荷物をすぐに受け取りたい場合はこれぐらいやらないとだめだとわかりました。
追跡番号の把握、監視に加え、最後の一押しが必要です。
今回は紛失とはなりませんでしたが、万が一に備え(十分に起こりえます)、発送時に保険をかけておくことのも有効かもしれません。
それにしても・・・①の友人からのEMSは何としてでも手元に届いてほしいところです。
友人の気持ちや支払った送料が無駄になることなく・・・無事に手元に来ることを祈っています。
同時に丁寧で迅速な日本の郵便局や運送会社の皆様にひれ伏して感謝しています。
在米の皆様、どうかお気を付けください・・・。
妊娠31w 出産準備と育児本
31週になりました。8か月も今週で終わりです。
・31週の体調
今週は便秘&下痢に襲われることなく穏やかに過ごせました。
お腹がちょっと下がってきたからか?胃腸の圧迫から少し解放され再び食欲が増しています。
チョコレートなど甘いものを欲しては少しずつ口にしていました。
31w3dから足の浮腫みが激しく、31w4dには初めてこむら返りで目覚めました。
妊娠してから6~7㎏は体重が増えていますし、重くなった上半身を支えている足が疲れてくるのも当然です。
ベビーオイルでマッサージをしてみましたが、もはや痛い!
痛みを感じるほど浮腫んでいたなんて・・・。
毎晩お風呂上りにふくらはぎのマッサージを始めました。
シアココアバターの良い香りで少しずつ緩和されているように思います。
・赤ちゃん用品の準備
2月なのにアトランタ付近は気温が27℃にまで上がり、冬が過ぎていった?と思うような良い天気でした。
(雨が降ってまた10℃ぐらいに下がった日もあったのですが・・・)
体調も良く気候も良かったので、赤ちゃん用品の準備をぐぐぐっと進めました。
ベビーレジストリーでかき集めたクーポンをフル活用し、授乳枕やブランケットなどほしかったものをどんどん購入しています。
(相変わらずミキサーは悩んでいるのですが・・・w)
数少ない日本人の知り合いにベビー服のお下がりを頂いたりして少しずつ赤ちゃん用品が増えてきています。
また、経験者のアドバイスによりペットシート(Pet pad)を購入しました。
私が購入したのはパグちゃんのパッケージのPet Pride Super Absorbent Training Pads(20枚入)
ペットシート!?と思いましたが、意外にも便利そうな用途がたくさん。
①破水対策
突然の破水を想定し、夫の車と自分の車にそれぞれ3枚ずつ載せました。
私が買ったもののサイズは約53㎝×約53㎝と車の座席にもちょうどいいです。
正産期に入ったら外出時にも持ち歩く予定です。
②オムツ替えに活用可能
慣れないオムツ替えの際にオムツのさらに下に敷くと汚れを心配しなくて済みますし、
外出先のトイレにあるオムツ交換台の使用の際に敷くと衛生的にも安心して交換できます。
うーん、なるほど!と感心しました。やはり経験者の声は偉大です。
・日本の育児本を購入
日本から育児と病気のホームケアに関する本を取り寄せました。
最近は電子書籍で日本語の本を簡単に読むことができますが、こういった実用書や旅行本は紙で読みたいと思ってしまうアナログな私です。
これらは写真付きで私にはとてもわかりやすくて重宝しています。
目からうろこ・・・どころか初めて知ったことばかりで1回目の通読はただただ疲れました;;
とりあえずさーっと読み、おむつの交換や沐浴の仕方の方法といった日々のケアと月齢の様子(とりあえず3ヶ月目まで)は2回目を読み終えました。
写真付きでわかりやすいので買ってよかったなと思います。
アメリカと日本では育児の仕方が異なりますし、小児科によっても指導が異なります。
一旦自分に知識を落とし込んでから自分とこどもに合うお世話の方法を見つけていく必要がありそうです。
また、アメリカに医療費は高いですし、診察の予約も必須なためホームケアはとても重要です。
出産までまだ時間はありますし、頭でっかちにならない程度に勉強していこうと思います。
・矯正器具の調子
30w6dに歯科矯正の器具を入れて数日。徐々に慣れてきました。
最初は食事の度に器具に何か引っかかる・・・と堪えがたい違和感でしたが、今は食後のうがいだけで90%の食べかすは除去できるようになりました。
口内炎も少々できていますが、薬に頼るほどではありません。
1週間過ごしてみると食べられるもの食べられないものが少しずつわかってきたように思います。
ちょっと記録。
◎(食べやすい):じっくり煮込んだ煮物、野菜いっぱいのミネストローネ、豆腐とわかめの味噌汁
〇(意外と問題ない):豚汁、そばめし、フライドポテト、そぼろごはん、麺類
△(注意が必要):大きすぎる海苔、野菜炒め、トンカツ、大きなチョコレート、ハンバーガー
お餅やキャラメルのような極端に柔らかいものや、かたせんべいなど極端に硬いものでなければだいたいのものは食べられそうです。
食後のケアにGUMの歯間ブラシとクローガーのうがい薬(大容量)も使い始めました。
歯よ、きれいに動け~と歯磨きしながら呪文を唱えています。