サンクスギビングデー2018
今年は有言実行でターキーは無事に廃止。
ニューヨーク旅行へ行ってきました。渡米してから初めての越州(国内旅行)です。
- NYC観光
ホテルはミッドタウンに予約。
子連れですしあまり行動範囲は広げないようにホテル周辺を中心に観光。
自分たちが疲れたり子のおむつを替えたくなったらホテルに戻る、ぐらいのゆるい感じで。
ちょっと良いホテルを予約したのでホテルステイも楽しみました。
そうでなくともNYCは見所がかなり多いのでホテル周辺の散策でも十分に楽しめました。
なんせ寒かったのです。-7℃でした。
ジョージアでは絶対着ないようなモコモコとした服装で出かけました。
以下有名どころばかりですがザーッと。
ニューアーク空港前のマリオットホテル10階から見たマンハッタンの朝。
かなり気に入ったハラルガイズ。
3日間の滞在で2回も食べてしまいましたw
2018年のサンクスギビングディナー!
極寒(-7℃)の中、念願のメイシーズパレード。NYの空を舞う悟空。
セントパトリック教会前で遭遇したターキーw
地図で適当に見つけて行ってみたBroadwayのホットドッグ屋さん。
9.11同時多発テロ事件が起きた場所。
今は穏やかな噴水の音が響いていました。
タイムズスクエアのabcのスタジオ。好きなテレビ局なのでかなり興奮しました。
ブラックフライデー当日はセールに行かずにメトロポリタン美術館へ。
- Lyftフル活用
NYCは地下鉄が発達している大都会ですが、ストローラーで移動するには地下鉄はあまり便利ではありません。
エレベーターを探して降りて、地下鉄乗って目的地に移動して、またエレベーターを探して…というのを想像しただけでげっそり。
これを機にジョージアでは全く使ったことのなかったLyftに登録しました。
登録すると$10オフのクーポンが2回使えたので、夫婦でそれぞれ登録して4回使用。
丸3日の旅行中に5,6回乗りましたが、とても便利でした。
普段使っているトラベルシステムをそのまま持って行ったのでカーシートとしても使えましたし赤ちゃんを乗せるのは問題なかったです。
料金をぼったくられる心配も少ないですし、料金システムも明確で安心でした。
良い時代になったものです。
以下、ちょっと困ったこと編。
- スカイチームエリートでもラウンジに入れない
今回はこどもの分の席は取らずに夫婦2席のみをマイルを使って予約。
出発2日前にデルタ航空から「アップグレードしました」というメールが届き小躍り。
しかし、日本発行のアメリカンエキスプレスのデルタゴールドカードでは空港ラウンジが使えませんでした。
ターミナルFのラウンジでも今回は国内線だから利用不可とのことで…。
ファーストクラス利用(アップグレードだけど)&夫婦でゴールドメダリオンであっても国内線では太刀打ちできませんでした。泣
- 厳しい国内線の保安検査
往路:アトランタ・ハーツフィールド空港
サンクスギビング前夜ということもあり国内線の保安検査は長蛇の列。
車いすの方とストローラーの子連れファミリーは通常の列と分けられ案内されました。
ダイパーバッグは思った以上に細かくチェックが入り、
持参していた液体ミルク(シミラック8オンス×3本)、ミルク用ミネラルウォーター500ml×1本、スティックのミルク(エンファミル、シミラック4オンス×各4本)はしっかり鞄から出され機械を通してチェックされました。
ここまでは国際線の保安検査と変わらなかったのですが、ここからが違いました。
「今ここで液体ミルクを開封するか、保護者がボディーチェックに応じてください」
......!!!!????
絶対に負けられない闘いです。
迷わず夫を差し出し、夫もどんとこいな姿勢で応じました。
実際のボディチェックは検査官が手袋をして通常より細かく触られる程度…。
決して安くはない液体ミルクを開封してエクスパイアさせるぐらいなら私だってボディチェックに応じます。
不正をしているわけでもないですし、絶対に開けてたまるものか!!!です。
ボディチェックに問題はなかったので無事通過。かれこれ15分はここにいたのでは…。
他のご家族を観察してると、持参した赤ちゃん用の手作りのおやつはこれまた細かくチェックされていました。
復路:ニューアーク空港
帰りはもっと悲惨でした。
混雑はさほどなかったものの保安検査にとても時間がかかりました。
意外と暇だから念入りに検査したのか…?というぐらい。
液体ミルク(シミラック8オンス×2本)、ミルク用ミネラルウォーター1本、スティックのミルク(エンファミル4オンス×各2本)、粉ミルク1缶
これらが再び鞄から出されるのは予想通りでしたが…
アトランタでのチェックよりもさらに厳しく
保護者のボディーチェックに加えて、保護者のバッグの中身の細かいチェックもありました。
1度通したのに…??
もちろん帰りも夫を差し出しました。
持っていたモバイルバッテリーをなぜか疑われ何度もチェックする検査官。
こどものおむつを一刻も早く交換したかった私はとてもイライラさせられました。
20分以上保安検査のところにいたのではないかと思います…。
国際線だとさほど細かくなかったのに国内線ではとても厳しいチェックでした。
本当に…悪いことをする人が一番悪いんだろうけども…
赤ちゃん用品で不正な手段をするのだけは本当にやめてください…。
善良な家族連れがとても困ります…。
こうして我が家の2回目のサンクスギビングデー、娘にとっての初めてのサンクスギビングデーは終わりました。
ニューヨークはとても刺激的な街でおもしろかったです。
街中にある全米チェーンのお店を見ると妙に安心しつつも
うちの周りにある店舗のほうが広くていいな、なんて思ってしまったり。笑
ジョージアでの暮らしは快適なんだと実感しました。
去年は家でMacy'sのパレードの中継を観ながらお腹の子が動いた!ときゃっきゃと言ってましたが
今年はそのお腹の中にいた娘と一緒にNYに行けたのは感慨深いです。
その場では寒すぎてそんなこと考える余裕はありませんでしたがw
初めてのNY旅行は良き思い出になりました。
産後6ヵ月
気づけば11月後半というのに全く更新せずに過ごしていました。
出産時のことも書こうと思いつつ全く更新せずに記憶だけが薄れて行っています。
そんなこんなんで産後6ヵ月経ちました。
①車の運転
州の免許こそ取ったものの、妊娠中は自分ではほとんど運転せずに自宅で過ごしていました。
産後はそうともいきません。子の病院にも行かなければいけません。
久しぶりの運転は不安だったのでドライビングレッスン3コマ(計6時間)を受講。
アトランタ訛りのインストラクターと練習したおかげで私は再びハンドルを握ることができました。
産前ベテランペーパードライバーだった私が今は子を後部座席に乗せ2人でよくお出かけしています。
②生理の再開
産後4ヶ月を前に生理が再開しました。
誰かに「産後は生理痛が楽になるよ!」と言われたのですが、イライラしますしかなり調子悪いですw
再開に伴いアメリカの生理用品をついに使い始めました。
生理用品=padで通じると今更ながら知りました。意外と単純な表現。
alwaysとpublixのPBのpadを買ってみましたが安くはないし硬いです…。
でも意外とかぶれないので片っ端からいろんな種類を使っています。
合うものに出会えるといいのですが。
③カイロプラティック
毎日の赤ちゃんのお世話で産後は猛烈な腱鞘炎になりました。
恐る恐る首の座っていない我が子を抱っこしたりお風呂入れたりしているうちに変な力が入っていたようです。
手首の痛みがなくなってきた…と思いきや今度は指が痛い…。
おそらくこれはばね指の症状。
朝起きると指がボールを握っているかのように曲がったまま動きません。
そーっと動かして徐々に動かすとだんだんちゃんと動くようになり
夜寝て朝また起きるとまた痛い、動かないの繰り返し。
おまけに朝起きようにも猛烈に腰が痛い…。
毎朝腰の痛みと指の痛みで目覚める日々が続きさすがにうんざりしました。
もう限界!!!と思い、家から10分で行けるカイロプラティックに通うことにしました。
ありがたいことに保険適用です。co-payもなし!!
初回の診察で産後の症状を説明し、レントゲンを撮ってもらいました。
骨盤のゆがみ、首の骨のゆがみ、左右の肩の位置のずれ…全ての不調がレントゲン撮影で露になりました。
指が痛いのは首の凝り、足が浮腫むのは骨盤が原因だそうで
身体の中はいろんな神経がつながっているのだなと実感しました。
そしてさっそくの施術。
ボキボキボキボキッ
かなりデリケートな施術だろうにとにかく勢いがすごかったですw
ポイントは施術中は力を抜くこと。
自分の身体から聞いたことのないボキボキ音が聞こえて驚きましたが、終わった後は不思議とすっきりしました。
カイロプラティックもいろんな流派があるそうで、ここはボキボキやる流派のようですw
先生との相性もよかったので、週1回1ヶ月ほど通い、各症状はかなり改善されました。
勇気を出してローカルのカイロプラティックに通ってみてよかったです。
電話予約して、説明して、世間話して…英語の勉強にもなりましたw
生活に支障がないレベルまで改善したので今は通っていませんが、調子悪くなったらまた行こうと思います。
④flu shotとマミーブレイン
10月に入り、flu shot(インフルエンザの予防接種)を打ちました。
保険適用で$0でCVSなどの大手ドラッグストアやスーパー内の薬局でお気軽に打てるのがアメリカのflu shotの良いところです。
各店舗であらゆるflu shot特典があり、それらを比較検討するのもなかなかおもしろいです。
昨年はOB/GYNで打ってもらったのであまり目に留まりませんでしたが、今年は選び放題。
行きつけのpublix(スーパー)のflu shot特典が$10のギフトカードだったのでそこで打つことにしました。
pharmacyの窓口で直接申し込み、保険証を提示。
準備ができたらその場で腕を出してブスッとやってくれます。お気軽!
そして、ここでかなりの大ボケをかましてしまいまして。
「プライマリードクターに渡してね」と薬剤師さんが書類をくれた瞬間、「OK!Thank you.Have a nice day!」と爽やかにその場を去ろうとした私。
まだ打っていないのに。笑
薬剤師さんは爆笑しながら「あはは!マミーブレインね!」とのこと。
産後忘れっぽくなることをマミーブレインというそうで
それまでその言葉を知らなかったのに、自分が体験するとその場で瞬時に理解できました。
それからは何か忘れるたびにマミーブレイン、マミーブレインと心の中で言い訳のように唱えています。笑
産後1ヶ月は心身ともに本当にきつかったけど、少しずつ身体が戻ってきていると感じます。
同時にありあまる子どもの体力に元気吸われているような気もしますが。笑
マミーブレインは本当に深刻なので辛かったことも楽しかったことも光のようなスピードで忘れていきますw
それではもったいない…。
こどもの成長記録はアナログに日記帳に書いてるのですが、自分のことはあまり記録していないのでここにときどき残したいと思います。
アメリカ生活2年目スタート
早いものでアメリカに来て1年、2年目に突入しました。
荷物をいっぱい抱えて成田にやって来て、両親と姉に見送られながらアトランタ行きの飛行機に乗ったのが昨日のことのようです。
1年経ってもさほど英語は上達していませんが、心身ともに健康に過ごしているので1年目の過ごし方としてはOKだったと思っています。
渡航前に心配していた在住日本人同士の人間関係も煩わしい思いは全くしていませんし、数少ない知人も良い方々ばかりでお世話になってばかりです。
ブログやTwitterを通してアメリカ生活のあれこれを話したり、疑問や知恵を教えてもらったり、ぼっちながらも楽しく過ごしています。
住環境も気に入っていますし、長く住めたらいいなとさえ思います。
子を連れて出かけるたびに声をかけてくれる人が多いのは何よりもアメリカの好きなところです。
さりげなくキュート!やビューティフル!と言ってくれます。
ダントツで多いのはso much hair!ですが。笑
お世辞の延長というか挨拶代わりにさらっと言ってくれているだけなんでしょうけど、褒めてくれると嬉しいものです。
2年目はアメリカでの思い出をたくさん作りたいです。
まずはMLB(アトランタブレーブス)の試合やMLS(アトランタユナイテッド)の観戦に行きます。
とても楽しみです。
1年目は妊娠と出産のことで頭がいっぱいで州を出ることなく過ごしてしまったのでジョージア州内外のいろんなところに出かけようと計画中です。
バーやオシャレなレストランのような子がいると行けないような場所…にはもともとそんなに行かないなと気づきましたw
あと、2年目になって変わったなと思うのは自分の食の好み。
渡米当初はファストフード店だらけだ~!吉野家がない~なんて思ってましたが
個性豊かなアメリカのファストフード店がとても好きになりました。
既にいくつかお気に入りのお店はあるのですが、下の写真はその中でも上位です。
ジョージア州発祥のチキンが美味しいchick-fil-a(チックフィレイ)です。
全米1位の満足度なんだとか!?
ここのチキンバーガーはどれも美味しいのですが、
ギザギザのポテト(ワッフルポテト)と選べるソースがとても美味しいです!
この2つのために行っていると言っても過言ではありません。
ショッピングモールのフードコートでも chick-fil-aだけはいつも大行列。
行列を避けるために私はchick-fil-aのアプリで注文するので待ち時間はほぼなしです。
アプリはpick-upのカウンターなので通常注文とは別です。最高!
ときどき注文の品が間違ってますが、英語を話さなくても注文できてしまいますw
chick-fil-aは今や全米チェーンですが、ジョージア州にはかなりたくさんあります。
嬉しい…。
シェイクシャックのように日本進出する日も近いかもしれませんね。
chick-fil-a以外にもたくさんの個性的なファストフード店があるので1ヶ所ずつ巡るのが最近の週末の楽しみです。
平日は自炊しているので週末ぐらいは高カロリーなご飯もOKです!^^
ファストフード以外にもアメリカにも美味しい料理はたくさんあるのでどんどん開拓していきたいです。
また、退職してから1年以上経ちました。
渡米直後は仕事をしていないことに負い目すら感じていましたが、
考える時間や家族が増えたことで少しずつ考えが変わってきました。
定期的に湧き上がってくる専業主婦叩きの記事も始めは真に受けて傷つきましたが(笑)
今はそういう記事を見ても特に何も思いません。
妻の収入がゼロであろうと1000万円であろうと他の人には関係ないことです。
帰国したらまた働きたいと思いますが、どういう働き方をするかはまたそのときに考えます。
今は育児と家事に専念です。
2年目のアメリカ生活もゆるく楽しみたいと思います。
アメリカのOB/GYN(産婦人科)⑯ 産後6週間検診
早いもので産後6週間が経ちました。
気づけば娘も生後1ヶ月をとうに迎え、日々成長しています。
ブログをさぼりっぱなしでしたが、出産のインパクトが大きすぎて妊娠中や出産前後の出来事を急速に忘れつつあります。笑
これまでのことをブログに書き留めておいてよかったと改めて思ったので、育児の合間に細々とブログは続けようと思います。
6 weeks following delivery a postpartum(産後6週間検診)のため、産後は初めてのOB/GYNに訪問しました。
約8ヵ月毎回ドキドキしながらも通ったOB/GYNはやはりほっとする雰囲気でした。
しかし今回は娘を連れての訪問だったのでなんとも感慨深かったです。
顔なじみのナースたちに「おめでとう!」「ビューティフル!」等々声をかけてもらい嬉しかったです。
<診察内容>
①体重測定
②尿検査
③ナースの問診、血圧チェック
④医師の問診、内診
⑤血液検査
妊娠中と何ら変わらない検診内容でしたが、お腹にいた子は診察台のすぐ横に置いたストローラーでピースカ&ぐずぐず…ちょっと不思議な気分でした。
(夫がその場でミルクを与えておとなしくなりましたw)
・出血はないか
・産後のうつ病の症状はないか
・下腹部に痛みはないか
・授乳の方法
・授乳は順調か
産後1ヶ月は凄まじい各種不調に襲われたのですが、OB/GYN訪問時には概ね回復していたので特に相談したいことはありませんでした。
しかし、血液検査をしたところ貧血気味とのことで処方箋が出されました。
(処方薬が高額だと感じたら市販の鉄剤でもいいので服用するようにとのこと)
これまで飲んでいたプレネタルとカルシウムのサプリに鉄剤も加わりました。
サプリ嫌いの私はなんとも辛いですが仕方ないですね…。
久々の内診はやっぱり怖いなと感じました。
縫合した傷は治っているとはいえ結構な期間ずっと痛かったですし。
しかし出産を経た今は力の抜きどころや深呼吸の仕方を心得ていますので久々の内診も無事に乗り切れました。
経過は良好。
妊娠後期に見つかったポリープは出産とともに消え去ったようです。
手術の必要はありません。安心しました。
血液検査の際にナースに「出産はどうだった?」「赤ちゃん何ポンドだった?」等いろいろ聞かれたのですが、何一つ思い出せずその場では全く答えられなかったのでびっくりしましたw
「・・・全部忘れた」と正直に答えると笑われました。
これでもうここに来ることはないのだな、ちょっと寂しいな…と思いきや
次回は3か月後に婦人健診の予約を取るようにとのこと。
再訪予定ができましたw
しかし、第一子の妊娠と出産に関しては今回の検診を以って終了です。
育児はまだ始まったばかりですが、第一子の妊娠と出産は無事にやり遂げられたのだと思うと達成感がありました。
そして改めて本当に良いOB/GYNに巡り合えたなと思います。
優秀な医師やナース、スムーズなシステムで8ヵ月安心して通えました。
第二子の予定は未定ですが、その際にはまたお世話になりたいと思えるOB/GYNでした。
出産直後のことを思い出すと、心身ともにズタズタでこのまま立ち直れないのではないかと思いました。
縫合の傷は痛いし痒い、手足に凄まじい蕁麻疹、腰の痛み、悪寒と震え、頭痛など思うように動かないという身体的な不調。
なによりも辛かったのはメンタル面。
生理前のPMSをはるかに上回る感情の不安定さでした。
ところ構わず涙が出て、コントロールができませんでした。
今日はすがすがしい気分だー!と思っても数時間経つとすごく落ち込んだり、とにかく感情の起伏がすごかったです。
産褥期について理解が足りなかった夫の何気ない一言にかなり傷つきましたし、本当に腹が立ちました。
逆に私も急に環境が変わって疲れている夫に配慮が足りなかったり…。
産後の手伝いに来てくれていた実母にはとっても見苦しい姿を見せてしまいました^^;
今思うとお互い環境の変化に慣れずに心の余裕がなかったんだろうなと思います。
しかしこれらも時間が経つにつれ、心身ともに回復するにつれ少しずつ状況は良くなってきました。
一時はどうなるかと思いましたが、6週間検診を無事に迎えられてよかったです。
体は妊娠前と同じようには戻ってはいませんし、無理のない程度にがんばっていこうと思います。
これで一区切りついたので本当の意味での育児が始まりました。
今のところ、娘も病気をすることなく毎日元気に過ごしています。
悩みは絶えないでしょうが、まずは産後の第一難関をクリアできました。
39w5d 第一子を出産しました。
最後のOB/GYNの検診とあわやの緊急入院から約3日後…
39w5dに元気な女の子を出産しました。
EPI(麻酔)を入れてからの待機時間は10時間、
分娩自体は約35分というスピード出産でした。
当初の予定日の2日前、産後ヘルプにやってきた母の滞在日数を無駄にすることなく
我が娘は生まれてきてくれました。
無事に出産してほっとしたのもつかの間。
48時間で予定通りの退院。
諸々の産後の身体の不調と慣れない育児に手を焼いております。
この1週間で生活が激変しましたが、日々我が子は元気に成長しています。
自分の記録のためにも記憶があるうちに出産記録は別途書きたいと思います。
アメリカのOB/GYN(産婦人科)⑮ 緊急入院!?
妊娠39w1dに検診に行ってきました。
出産予定日までの最後の検診です。
<検診内容>
①体重測定
②尿検査
③ナースの問診、血圧測定
④NPによる問診、心音確認、子宮底長の測定、子宮口チェック
いつものドクター(MD)とは異なるNPという称号の看護師による問診がありました。
ナースプラクティショナー(特定看護師)の略で、日本にはない上級看護職だそうです。
アメリカのほとんどの州がNPによる医療行為を認めているそうで、今回はNPによる診察でした。
するとまさかの展開が。
「頭が少し出てきています。今からLabor&deliveryに向かいましょう!!」とのこと。
えっ!!!???
心の準備が全くできていませんでした。
確かにお昼いつもはならない下痢のような便通があり、OB/GYNでは待合室のソファから立ち上がった瞬間に腰が痛く歩きづらさを感じていました。
Labor&deliveryへ直行となると…急に怖気づいてきました。
しかもこの検診の後、母を迎えにアトランタ空港に行く予定・・・。
これはどうしよう…と思っているうちに車いすが登場。
下の衣服は脱いだまま紙のシーツで覆われ、6,7人のナースに囲まれ、OB/GYNの秘密の通路を通り、気づけばLDRに通されていました。
LDRに入った瞬間に上の衣服もはぎ取られ(笑)、あれよあれよという間にベッドに載せられました。
ペーパーワークも少々。渡された書類にサイン、サイン、サイン。
私の指やお腹にどんどん管が付けられていき、モニターには赤ちゃんの心音図が映され、心音が流されていました。
ベッドに横たわったままナースの問診。
喫煙、アルコール、ドラッグはやるのか、既往症、家族に病気の人がいるか等々。
そして今度はLDRのナースによる子宮口のチェック。
これがまた…とても痛かったのです。泣
これが噂に聞く内診ぐりぐりというやつでしょうか…
本当に痛かったです。
仮に今日出産だとしてもこれがあと何回あるのだろう…と痛みに耐えながら自分の顔が真っ赤になっていくのを感じました。
そしてOB/GYNのドクターも登場。
今度はドクターによる子宮口のチェック。
ナースに比べて痛みはマシなものの、それでも痛いものは痛いです…。
I'm sorry~と言ってくれるだけマシなのですが、心折れそうでした。
ドクター曰く、子宮口が指も入らないぐらい閉まっているので1時間は様子見ということで一旦待機。
このまま出産となると母を空港まで迎えに行くのは不可能…
私一人でこの状況を乗り越えなきゃいけない…ととても不安になりました。
ドクターもナースも部屋から出て行き夫と2人でLDRに残され、モニターを通した赤ちゃんの心音を聞き続けていました。
数分経って冷静さを取り戻したら急にお腹が空いてきました。
こっそりベッドで鞄に入っていたおやつのミニドーナツをぱくり。
冷たいお水を飲んで自分の状況をやっと理解できました。
しかし、直感で今日は出てこないだろうなと思っていました。
1時間経過して再びナース&ドクター登場。
再度内診ぐりぐり2連発。もう耐えきれず絶叫でした。
やはり子宮口が閉まっており今日は分娩できないので一旦帰宅していいということになりました。
しかし、2~3日中には生まれるだろうから(!!)何かあったらすぐにLabor&deliveryに来るようにと。
1時間半ぶりにトイレに。内診による出血で久々に自分の血を見てくらりとしました。
生理用ナプキン持ってきておいてよかったです;;
ナースが戻ってきて退院証明の書類にサイン。
がっかりしたようなほっとしたような複雑な気持ちでLDRを後にしました。
良い予行演習になったと思うことにしましたが、
一度内診ぐりぐりの恐怖を知ってしまったので再度LDRに行くことに恐怖心が少し芽生えています。
LDRに行かなきゃ我が子にも会えないんですがねぇ^^;
たった数時間の出来事でしたが、めまぐるしい時間でした。
本番の出産はもっといろいろあるのでしょうか…。
大きなライフイベントを乗り越えようとしているのだと改めて感じた日でした。
正直本当に怖いですが、がんばろうと自分に言い聞かせています。
妊娠36w~38w 10ヵ月の体調と前駆陣痛
10ヶ月になってもう3週間丸々過ぎてしまいましたが、ゆっくりしすぎて記録を怠りそうでした。
後々のためにもまとめて3週分まとめて記録を残しておきます。
・初めての前駆陣痛
本で読んだり話には聞いていた前駆陣痛でしたが、実際どういうものかあまりわかっていませんでした。
しかし38w5d、胎動とは何か違う張りを初めて感じました。
1~2時間もの間、ぎゅーっとなっては収まり・・・の繰り返し。
「あ、これが噂の前駆陣痛だな」と直感で悟りました。
根拠も経験もありませんが、感覚的にはまだ出てこないような気がしたので横になって様子見。
こんな調子の前駆陣痛が2~3日続きましたが、いまだ出てきておらずホッとしています。
本陣痛はきっとこんなものではないのだろうと戦々恐々です。
・身の回りの準備
前駆陣痛があったことで急いで身の回りの準備を進めました。
既にパッキング済みの入院準備品のバッグをいつでも持ち出せるように玄関付近に移動させました。
最長2泊の想定で準備しましたが、必要なものの種類は変わらないので結局はけっこうな荷物になりました。
紛失防止に授乳クッションのタグに名前を書いたり地味な作業もチマチマと行い、夫の宿泊用の荷物も用意。
これでおそらく入院準備品はOKです。
そして、当日焦らなくてもいいようにカーシートとストローラーを車に積みました。
日よけ、ベビーミラーも同時に設置。
これらを載せただけで私の車が一気にママ仕様の車になりました。
自分の車ではないみたいです。
まだ見慣れないですが^^;
これから自然と馴染んでいくんでしょう。
・36~38wの体調
前駆陣痛を除き、この3週間ほぼ同じような体調でした。
体温はずっと高く、寝汗は毎晩よく出ます。枕に敷くタオルは必須。
頭皮のあせもは妊娠初期から季節が巡っても治っていません。
(日常生活に支障が出るほどではないですが…)
毎晩しっかり髪の毛は乾かして寝ますが、夜中にトイレと寝汗で起きては扇風機を頭皮にあてています。
食欲や便通は極めて順調です。
妊娠初期に食べられなくなった青野菜(ほうれん草やブロッコリー)もまた問題なく食べられるようになりました。
後期悪阻を心配していましたが、ここまできたのでもう心配はなさそうです。
初期の悪阻で心身ともにかなり消耗したことを思うと、後期を快適に過ごせているのがとても嬉しいです。
ゆっくり過ごしているので体重は妊娠前より+11㎏になりました。
日本だったら怒られちゃいますかね…。
・歯のトラブル
2月より歯科矯正を始めてから歯のケアにはいつも以上に慎重になっていたのですが、ちょっとした事件が起きました。
ある週末、魚のフライ(固くはありません)を食べていると急にガリっと音が…
恐る恐る鏡でその場所を確認して触ってみると…
米粒ぐらいの欠けた奥歯が発掘されました…。
幸い矯正とは無関係の歯。
10年以上前に銀歯になっていた歯なのですが、銀歯の周辺に虫歯ができて欠けてしまったようです。
週明けに急いでクリニックに電話。
6日後に急遽診てもらい、一時処置の上、矯正とは別に治療を進めることになりました。
出産直前に何やっているんでしょう、私…とちょっと凹みましたが^^;
矯正の経過(良好!)もついでに診てもらえたのでよしとします。
ブログの更新を怠りながらのんびりと10ヶ月目を過ごしていましたが、予定日まで1週間切りました。
お腹の中でまだまだ動いている我が子との対面の日が近づいています。
不安で泣きそうになるときもあるのですが、
笑顔で我が子を迎えられるように
元気にお産ができるように
しっかりと食べて眠って残りのマタニティライフ楽しみたいと思います。