あれやこれや

GA州にて子育てしています。

アメリカのOB/GYN(産婦人科)⑯ 産後6週間検診

早いもので産後6週間が経ちました。

気づけば娘も生後1ヶ月をとうに迎え、日々成長しています。

ブログをさぼりっぱなしでしたが、出産のインパクトが大きすぎて妊娠中や出産前後の出来事を急速に忘れつつあります。笑

これまでのことをブログに書き留めておいてよかったと改めて思ったので、育児の合間に細々とブログは続けようと思います。

 

6 weeks following delivery a postpartum(産後6週間検診)のため、産後は初めてのOB/GYNに訪問しました。

約8ヵ月毎回ドキドキしながらも通ったOB/GYNはやはりほっとする雰囲気でした。

しかし今回は娘を連れての訪問だったのでなんとも感慨深かったです。

顔なじみのナースたちに「おめでとう!」「ビューティフル!」等々声をかけてもらい嬉しかったです。

 

 <診察内容>

①体重測定

②尿検査

③ナースの問診、血圧チェック

④医師の問診、内診

⑤血液検査

 

妊娠中と何ら変わらない検診内容でしたが、お腹にいた子は診察台のすぐ横に置いたストローラーでピースカ&ぐずぐず…ちょっと不思議な気分でした。

(夫がその場でミルクを与えておとなしくなりましたw)

 

・出血はないか

・産後のうつ病の症状はないか

・下腹部に痛みはないか

・授乳の方法

・授乳は順調か

 

産後1ヶ月は凄まじい各種不調に襲われたのですが、OB/GYN訪問時には概ね回復していたので特に相談したいことはありませんでした。

しかし、血液検査をしたところ貧血気味とのことで処方箋が出されました。

(処方薬が高額だと感じたら市販の鉄剤でもいいので服用するようにとのこと)

これまで飲んでいたプレネタルとカルシウムのサプリに鉄剤も加わりました。

サプリ嫌いの私はなんとも辛いですが仕方ないですね…。

 

久々の内診はやっぱり怖いなと感じました。

縫合した傷は治っているとはいえ結構な期間ずっと痛かったですし。

しかし出産を経た今は力の抜きどころや深呼吸の仕方を心得ていますので久々の内診も無事に乗り切れました。

経過は良好。

妊娠後期に見つかったポリープは出産とともに消え去ったようです。

手術の必要はありません。安心しました。

 

血液検査の際にナースに「出産はどうだった?」「赤ちゃん何ポンドだった?」等いろいろ聞かれたのですが、何一つ思い出せずその場では全く答えられなかったのでびっくりしましたw

「・・・全部忘れた」と正直に答えると笑われました。

 

これでもうここに来ることはないのだな、ちょっと寂しいな…と思いきや

次回は3か月後に婦人健診の予約を取るようにとのこと。

再訪予定ができましたw

しかし、第一子の妊娠と出産に関しては今回の検診を以って終了です。

育児はまだ始まったばかりですが、第一子の妊娠と出産は無事にやり遂げられたのだと思うと達成感がありました。

そして改めて本当に良いOB/GYNに巡り合えたなと思います。

優秀な医師やナース、スムーズなシステムで8ヵ月安心して通えました。

第二子の予定は未定ですが、その際にはまたお世話になりたいと思えるOB/GYNでした。

 

出産直後のことを思い出すと、心身ともにズタズタでこのまま立ち直れないのではないかと思いました。

縫合の傷は痛いし痒い、手足に凄まじい蕁麻疹、腰の痛み、悪寒と震え、頭痛など思うように動かないという身体的な不調。

なによりも辛かったのはメンタル面。

生理前のPMSをはるかに上回る感情の不安定さでした。

ところ構わず涙が出て、コントロールができませんでした。

今日はすがすがしい気分だー!と思っても数時間経つとすごく落ち込んだり、とにかく感情の起伏がすごかったです。

産褥期について理解が足りなかった夫の何気ない一言にかなり傷つきましたし、本当に腹が立ちました。

逆に私も急に環境が変わって疲れている夫に配慮が足りなかったり…。

産後の手伝いに来てくれていた実母にはとっても見苦しい姿を見せてしまいました^^;

今思うとお互い環境の変化に慣れずに心の余裕がなかったんだろうなと思います。

しかしこれらも時間が経つにつれ、心身ともに回復するにつれ少しずつ状況は良くなってきました。

一時はどうなるかと思いましたが、6週間検診を無事に迎えられてよかったです。

体は妊娠前と同じようには戻ってはいませんし、無理のない程度にがんばっていこうと思います。

 

これで一区切りついたので本当の意味での育児が始まりました。

今のところ、娘も病気をすることなく毎日元気に過ごしています。

悩みは絶えないでしょうが、まずは産後の第一難関をクリアできました。